スウォッチのデジタル印刷技術によって、ひとつひとつのドットをピクセル単位でプリントすることができたと言う。

「アークティック オーシャン」（北極海）はベージュにオレンジのベゼル、「パシフィック オーシャン」（太平洋）はイエローオレンジにブラックのベゼル、「アトランティック オーシャン」（大西洋）はブルーにブラックのベゼル、「インディアン オーシャン」（インド洋）はグリーンにブラックのベゼル、「アンタークティック オーシャン」（南極海）はアイスホワイトにダークグレーのベゼルが用いられている。文字盤にはスモーキーなグラデーションがかかっている。キスリングは、スウォッチのデジタル印刷技術によって、ひとつひとつのドットをピクセル単位でプリントすることができたと言う。

カラーリングのインスピレーション源となったのは、マーク・ハイエックの海への情熱だった。彼は、海を連想させる一般的なカルティエ時計スーパーコピーイメージ、例えばサンゴ礁のようなモチーフを使うことは当然思いついたが、その代わりにそれぞれの海に生息する裸鰓類（らさいるい）を使って5色を決めることにした。

裸鰓類とは平たく言えばウミウシのことで、5つの海に約5,000種が生息している。「海の生態系のバランスにとって重要な役割を果たすポジティブな生物ですが、私は聞いたことがありませんでした」とハイエック・ジュニアは言う。マークから「裸鰓類」（nudibranchs）という言葉を初めて聞いたハイエック・ジュニアは、それが何なのか見当もつかなかった。


参考記事：https://www.supakopitokei.com/cartierwatch_copy131.html