セイコー アストロンのNexterシリーズからは、ブラックダイアルを採用したGPSソーラーモデルおよび電波ソーラーモデルの2種が登場。いずれのモデルのダイアルにも、滑走路のようなアスファルト調の型打ちパターンを施すことで、フライトを目前にした時の高揚感が表現されている。
セイコー アストロン プレザージュ
サブダイアルと秒針だけでなく、ボタン、リュウズ側面にも赤のアクセントが加えられており、力強い印象が腕時計全体にもたらされている。
また、2モデルともに、ベゼルはセラミックス製だ。ベゼル上の表示では、通常の東京(TYO)、ロサンゼルス(LAX)表記から、戦後初のJAL国際線の発着地点である東京国際空港(HND)とサンフランシスコ(SFO)の空港コードへと変更されており、コラボレーションモデルらしい特別仕様が見られる。
GPSソーラーモデルでは4時位置に配置されたAM/PM表示に、航空機をモチーフとした針が用いられている。
いずれのモデルもケースにセイコーの独自表面加工技術ダイヤシールドが施されており、特にGPSソーラーモデルについては「スーパーブラックダイヤシールド」を使用することで、従来の硬質コーティング技術の1.5倍の実用硬度を実現。耐傷性とともに、色ムラのない上質なオールブラックカラーを表現している。また、2モデルとも光の反射を99%抑制する「スーパークリアコーティング」がガラスに施されており、セイコーの、腕時計の実用性を追求するComfotex(コンフォテックス)の技術が反映されている。
裏ぶたにはJALとSEIKOのダブルロゴに加えて、「LIMITED EDITION」の文字と限定番号が刻まれる。
自動巻き(Cal.6R64)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径42.2mm、厚さ13.7mm)。10気圧防水。国内限定300本。
本作のダイアルはSharp Edgedシリーズを象徴する「麻の葉紋様」が施されており、JALとセイコーに共通する日本独自の美意識を表現。同時に、精緻で奥行き感のあるホワイトグラデーションカラーは雲のようであり、雄大な空を航行する高揚感を表現している。
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